私は健康寿命の”きも”は歯と考えている。歯がなく噛めなくなると、認知症や脳卒中・糖尿病等のリスクが高くなり要介護の原因となると言われている。
歯が抜ける原因は歯槽膿漏で、私は多分50歳前で罹ってしまった。治療を受け、その後は半年に1回のペースで定期健診を受けている。
この検診は、歯周ポケットの深さを測り炎症の進み具合を判断する。
私は毎日朝夕各15分以上歯磨きをして、何とか悪化しない状態を保っている。
この定期健診を受けていて分かったことがある。それは受け身では駄目であるということだ。
4・5年位前であるが、自分では磨いているつもりであるが、いつも奥歯に磨き残しがあると言われていた。そこで、具体的にどこと聞いたところ、歯ブラシが入りずらい奥歯の側面であった。この側面を磨くには、歯ブラシのブラシの土台が薄くないとなかなか磨きにくいのである。
その後、分からないこと・疑問に思っていることはいろいろ聞いている。そうすると丁寧に教えてくれて、アドバイスしてくれる。
歯ブラシの使い方で歯間もきれいに磨けますよ・歯間ブラシを毎日使いなさいよ・フロスも使ってねと歯科衛生士によって違うが、定期健診結果によって自分にあった磨き方を見つけていきたい。
定期健診の3回に1回位は虫歯があったが、ためしてガッテンであったある事を行ってからは虫歯は今のところなしである。
あることとは何か。それは歯磨き後うがいをしないことである。理由は、ハミガキに入っているフッ素が歯をコーティングして虫歯を予防するのだが、うがいをすることでこのフッ素のコーティングが剥がれてしまうので、うがいは厳禁なのである。
うがいをしない始めは違和感があったが、慣れてくるとそうでもない。但し、妻からは ” きたない !” の目でみられる。
年を重ねてくると徐々に楽しみが少なくなってきているなかで、楽しみのひとつが食べることである。
美味しく食べれる健康な歯をいつまでも維持したいものである。
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