とうとう確定申告がスタート。
自民党議員の裏金（脱税）があり、どんな事になるのか興味津々。
しかし、今の所スムーズに進んでいる。
この税務署の担当地域は1市3町。
その市の人口は3万人を切っている本当の田舎。
そして、私が担当した方は還付金が頂ける方。
なので、厳しい指摘は無く淡々と進んでいる。
そんな中、税金を納付する方がいた。
その方は昨年会社を退職した60代前半の女性。
その方が持っていたのは退職金証明書ではなく、脱退金の証明書。
税務署職員からこれは雑所得ですよと言われた。
所得税が少ない順は 退職所得・一時所得・雑所得である。
一番所得税が発生する所得なのだ。
結果、所得税を納付する事となった。
これだけには留まらない。
総合所得となる為、今年からの住民税と、もし国民健康保険に加入する場合はそれも高くなるのだ。
今更どうしようもないので、上記のことの話せず、少し冗談を話すくらい。
下記はあくまでも想像なのだが・・・・。
勤めいた会社は退職金制度からＤＣに制度変更となり、退職金ではなく脱退金として受け取ったようだ。
私が以前勤めていた会社も同じで、その時も今までの退職積立金をＤＣに移管させるか、それを受取るかを選択できたのだった。
この時に受け取った場合、そこに税金が発生するとの説明は多分なく、受取を選択した人もそれなりにいた記憶がある。
この方は退職直近でそれなりの金額。
総務はしっかり説明をしたのだろうか？
長年会社に貢献してくれた人なのに！！。
せめて一時所得であれば、50万円の控除あるのでネットで調べたら
中小企業退職金共済事業本部・・・一時所得の見解。但し、税務署に相談の事とあった。
国税庁のホームページには（一部抜粋）
「労務その他の役務の提供又は資産の譲渡の対価としての性質を有しないものをいいます。」とあった。
これを見ると雑所得なのだろう。
政治家は黒を白と言いやりたい放題なのに、真面目に働いた人が損をする。
いたたまれない気持ちなった。
日本の政治に幻滅し、今までの選挙は白票で投票していたが、今後は自民党以外に投票しようと思う。
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