今回旅の目的は、来年庭造りの為に庭を見てセンスアップをはかる事と京都の紅葉狩りである。
紅葉を見るならば、当然晴天の混雑しないウィークデー、プラス紅葉の見頃。その為宿予約は出発日前日とした。京都宿泊先ホテルは駐車場が先着順。そこで当初は1泊目は福井あたりのビジネスホテルに泊まり、翌日京都。庭園と紅葉を見て、早めのチェックインと考えていた。
妻の一人旅が1泊から2泊へ延長となり、妻の帰宅日と京都出発日が重なってしまった。出発は自家用車が妻との共用の為、妻の帰宅後である。出発日妻に帰宅時間を確認したが、午後3時頃かなとの回答。できるだけ京都に近づきたいので、初めての車中泊を決断し出発。新潟柏崎辺りから風雨が強くなり、時より霰を落ちてきた。危険を感じ道の駅うみてらす名立で車中泊したが、あまり眠れず夜中に出発。徐々に夜が明けてきたが生憎の曇り空。しかし、京都市に近づくにつれ快晴となり天気予報とおり。
2日目 醍醐寺・常寂光寺
今年秋BSで放映された醍醐寺。ここでは庭と石と紅葉が目的で訪れた。テレビではライトアップされとても綺麗であったが、日中は美しさのではそれより劣る。石を立てるか、横にするか?むずかしい。
醍醐寺から常寂光寺までは車で移動したが、それなりの渋滞で駐車場も満車状態。スムーズに京都を回るのであれば、自転車がいいと思った。3時にホテル平安の森京都にチェックインし、駐車場を確保。昼食を食べていなかったので、ホテル側のスパーから弁当と飲み物を購入。夜に紅葉ライトアップに行く予定だったが、起きた時にはライトアップ終了時間、翌日に延期。
3日目 天寿庵・南禅寺・南禅院・哲学の道・真如堂・圓光寺・円山公園・知恩院・永観堂
今日も快晴。
自動車で移動する場合駐車場がネックとなる為、自転車で回れる洛東を中心に観光。まず朝食はおうちごはんきりん家でとりホテルで一息、拝観時間に合わせていざ出発。
天授庵は枯山水庭園と池泉回遊式庭園がある。紅葉は枯山水庭園では終盤近く、 池泉回遊式庭園は見頃であった。赤じゅうたんに座り 池泉回遊式庭園を見たかったが、開放はされてなかった。赤じゅうたんに座われる圓光寺に期待して行ったのだが、ネット予約が必要で拝観できなかった。屋内へ入れるので考えれば当然かな?。それにしてもウィークデーの木曜日、海外からの観光客がいればもっと人出があるのだろう。引き返し、途中でラーメンを食べホテルへ戻った。体力回復後出発。
円山公園を散策し知恩院へ。知恩院は大きなお寺で境内に友禅苑がある。友禅苑は池泉庭園と枯山水庭園がある。今まで見てきた庭園と違うなと思いネットで調べたら昭和に改修造園された昭和の名園とあった。その後御影堂へ行き、その大きさに驚いた。
一旦ホテルに戻り、永観堂紅葉ライトアップの拝観時間に合わせて徒歩で出かけた。
ライトアップされたもみじは本当に綺麗だった。平日の木曜日でこの人出。ここに外人さんが加われば・・・。今回来て本当によかった。
ホテルに戻って、午前3時頃のチェックアウトの可否を確認したが、可とのことだった。午前4時までに高速道路へ入れば高速代が3割になり、午後6時前に宿泊先の温泉旅館に着ける。
4日目は小田原の伯父さん宅・東京アクアライン・千葉県旭市の潮騒ホテル。
今日も快晴。
高速道路からは富士山が見え快適なドライブ。小田原の伯父宅へは午後10時頃到着し、コロナで葬式に来れなかった叔母の仏前で手を合わせてきた。伯父は思ったより元気で安心した。東京湾アクアラインを目指し昼前出発。途中で交通事故により渋滞、高速道路を通っているのにカーナビは下道走行の誤動作等いろいろあったが無事海ほたるへ。今回初めて東京湾アクアラインを通って川崎ー海ほたる間は海底トンネルと知った。木更津から潮騒ホテルまでは距離優先で途中から下道を通って午後6時頃到着。
5日目 廣澤美術館・自宅
今日も快晴。
いざ出発。しかし、ショルダーバックに入っている財布がない。車を探しても無。ダメ元でスーツケースを探したらあった。風呂に行くときに用心の為、スーツケース入れ替えたのだった。これで30分近く出発時刻が遅れたが、見つかったので一安心。ホテルの支払いを済ませ今度こそ出発。
SNSでは西の足立美術館・東の廣澤美術館との紹介があり、期待して訪れた。2021年1月開館で真新しく、目的の石庭も現代的。私が造ろうしているイメージは、孫たちが石に上がったりできる庭なので、参考となった。庭の管理について聞きたかったが担当者が不在で聞けなかった。
山形に帰るには峠越えとなる。天気を確認した所、場所によっては雪。できれば3時までには峠を越えたいので、昼食はコンビニでおにぎり購入し、運転しながら食べた。宇都宮近くになると曇りがち、そして栗子峠では雪がぱらついていた。太平洋側は快晴なのに日本海側は雨、そして峠は雪。その天気違いをあらためて実感した。事故無く無事帰宅。お疲れ様。
今回の旅が来年の庭造りに活かせることを願う。
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