この情勢で私には予想外の円安となっている。
有事の円買いは過去となってしまったのだろうか。
お金の話https://www.ougonki.com/%e3%81%8a%e9%87%91%e3%81%ae%e8%a9%b1/で、65歳以降は金融資産の約9割が外貨で保有することを書いた。
金融資産の多くを外貨で保有する理由は
1.日本政府の巨額の財政赤字である。
2.70歳から受給予定の年金は円であり、分散の為、金融資産の多くは外貨とした。
MMT理論はなるほどと思うのだが、・・・。
日本の赤字国債は巨額過ぎる。税収の約19倍(国債残高1200兆円・税収63.5兆)である。
私はコロナ対応・少子高齢化で今後も基本的財政収支は改善されず、最終的には日銀が国債を引き受け、円を印刷し続けるしかないだろう・・・・・。
それに加え、米国の利息は上がって行くのに、日本が上げないとすれば、ますます円安になり輸入物価は上がる。また、日銀が利息を上げれば、日本政府は今までの赤字国債に加え、利息分の赤字国債の発行が必要となり、最終的に日銀が引受けることとなる。
日銀が利息を上げても上げなくても日本にとっては厳しいのではないだろうか。
労働収入がない私にとっては、金融資産を劣化させないことが最優先となる為、65歳時の金融資産は主にUS$での保有としているが・・・・・。
為替はどうなるか分からないので、基本的には円安になる可能性はあるが、110円/US$前後・円高のいずれになった場合で、ある程度対応できるように備えて置きたい。
コメント
こんにちは。
黄金期さんも、いろいろ投資についてお考えなんですね。
日銀の政策はほんと、よくわからないというのが本音です。
ただ、私たち庶民は、翻弄されることなく、社会情勢にアンテナを立て、自分の頭で考えて生きていかなければならないということですね。
私もゆさっぽさんと同じく、日銀については教科書位で知識でよくわかりません。
しかし、金融資産+将来年金で暮している私にとってはよくわからないでは、済まないと思うのです。
分からないながらも、将来のリスクが少しでも避けれるよう保険をかける必要があると思います。
年をとってお金で苦労するのは嫌ですからね。