日銀のお陰でドル買い出来たのだが

お金

米国債が満期償還となり、大和証券から手数料の安いSBI証券へ資金移動。
この時、ドルで資金移動出来ることを知らずに、円転してしまった。

大和証券での円転とSBI証券への資金移動期間で、あっという間に円安が進んでてしまい円のままで保有していた。

その時の為替レートは約136円。

一時は150円まで円安は進んだが、その後、日銀が10年物国債金利上限を0.25%から0.5%としたこともあり、あっと間に円高となった。

この機会に満期償還額+少しの余裕資金で米ドルを購入し、9割を米ドルMMF、1割を短期米国債に投資した。

MMFを購入するのは、MMFはすぐ現金化(US$)でき、かつ、金利が高いからだ。
現金(US$)が必要なのは、今後の状況に柔軟に対応する為で、株安が進めば追加購入し、長期金利があがれば債券を購入と考えているから。


問題と思うのは、黒田日銀総裁の会見時回答。
”金利上限を0.25%から0.5%に引き上げた事は、利上げではない” と言ったことだ。
今までは国会等でも上限引き上げは利上げと説明してきたのに平然と変えるのだ。

変えることはいいのだが、なぜ、変えたのかの説明がないのだ。
本人は言っているのかも知れないが、他の人が分かるように言わなければ、説明がないと同じだ。

それに加え以前 ”来年はインフレが収まる” と発言したことだ。
輸入国の殆ど全ての通貨に対して円安になっていて、なぜ輸入で暮している日本インフレが収まるのか分からない。その説明もないのだ。
インフレが収まるのは円高・・・・ 米国金利低下期待・・・今回のような金利アップ・・。
今回のインフレはコストアップよるもので、賃金上昇によるインフレではないから金融緩和は継続。
生産性の向上無で賃金をアップさせたら、企業の利益が少なくなるか、物の値段を上げるしかないと思うのだが・・・・。

円紙幣の価値は信用で成り立っている

その円を発行する日銀の発言が信用できないとなると、そこが発行する円紙幣の信用はあるのだろうか?。

日銀の国債購入比率が50%を超えているのに、”財政ファイナンスではない”と言っている。
この日銀発言も信頼できない、 ”財政ファイナンスである” である。

令和5年度国家予算は114.4兆円。その歳入内訳は税収69.4兆円 国債35.6兆円 その他収入9.3兆円である。

毎年毎年国債は発行され、その金利を抑える為に、日銀が買いまくる構図は変わらず、どこまで行くのだろう。

経常収支が黒字であればなんとかなるが、赤字が常態化すれば、減税時の英国と同じ道を辿るのではないだろうか。

今は65歳まで円資金で賄う予定であるが、状況によって資金を円から米ドル(OR 豪ドル)へ移動させるかもしれない。

海外旅行ツアー費用は予定外の高値であるが、早い時期にいろんなところに行った方が良いのだろうか。

世界遺産の宝庫中国。
日本から近くサーチャージ代が安価。ゼロコロナ政策が終わったようなので、中国国内のコロナが落ち着けば行きたいものだ。

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